Teams : 会議の画面が新しくなった
先日、Teams アップデートにより [予定表] の 会議作成や会議詳細を確認する画面が大きく変更されました。大きく変わったポイントを確認してみましょう。
新しくなった [新しい会議] 画面
- 画面レイアウトの刷新
最新 Outlook の会議登録画面と同じような画面レイアウトになりました。
加えて、[タイムゾーン] や [任意出席者]、[終日] の設定項目も追加されました。
- 参加者の予定を確認する機能が追加
- スケジュールアシスタント機能のタブ化
参加者の登録済み予定と会議開催日時が重複する場合、予定重複している参加者の名前が赤く表示されます。
「スケジュールアシスタント」 とは、入力した出席者の予定状況を一括で確認することができる機能です。このスケジュールアシスタントが画面上段のタブに移動しました。
目立つところに配置されたためスケジュールアシスタントの利用頻度の向上および、素早く出席者の予定状況の確認や出席者の予定を抑えることができます。
登録後の会議を開いた画面
作成された会議予定の画面レイアウトも刷新され、機能も追加されています。
- 予定詳細画面に [チャット] [ファイル] [会議のメモ] [ホワイトボード] が追加
会議開催前に、参加者とのチャットや会議で必要な情報をメモに登録するなどが行えます。[チャット] タブ
[会議のメモ] タブ
[ホワイトボード] タブ
また、新しい会議の作成時に [チャネル] を登録していない場合は、[ファイル] タブも追加で利用することができます。
[ファイル]タブ
- 会議予定の取り消しメモの追加
会議予定の取り消しを行う時に、メモを入力することができるようになりました。
キャンセルメモを入力し、[会議の取り消し] をクリックした場合、会議の参加者へのキャンセルメールにメモが記載されます。
[キャンセルメモの内容]
[キャンセル通知メール]
Teams の予定表は Outlook の予定表機能と比べると、Outlook の方が利用できる機能が多いですが、Teams は何度も機能強化やレイアウト変更が行われてきたので、今後の更新も楽しみです。個人的には Teams で他人の予定表が見られるようになってほしいです。
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Teams を利用していく上の課題として 「ユーザーに Teams をどのように使ってもらうか」 や 「自社に必要な設定がわからない」 といった点を挙げられる組織も少なくないと思います。この課題を解決するための情報として、Teams が活用できるシーンや活用のするための考え方、そして、活用に繋がる Teams の設定を解説します。
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CI510-H 管理者のための Microsoft Teams – 活用シナリオ理解と管理手法