組織で利用する Android デバイスを Microsoft Intune で管理する
前回の記事 [組織で利用する iOS/iPadOS デバイスを Microsoft Intune で管理する] では Microsoft Intune を使用した iOS/iPadOS デバイスの管理方法を解説しましたが、今回は Android デバイスの管理方法について解説します。
Intune で Android デバイスを管理する
Android デバイスを Intune に登録するためには、事前に Intune とマネージド Google Play を関連付けする作業が必要です。
関連付けが完了すると、ユーザーが Android デバイスを Intune に登録できるようになり、Intune からセキュリティ対策設定の展開やアプリのインストールが可能になります。
※ マネージド Google Play とは、会社用の Google Play です。マネージド Google Playを利用するには、Google Play アカウントが必要です。このGoogle Play アカウントは Intune で利用する ID なため、個人のメールアドレスで取得せずに、組織のグループや共有アカウントのメールアドレスで取得し、管理してください。
- Microsoft Endpoint Manager admin center (https://endpoint.microsoft.com/) を開き、[デバイス] – [デバイスの登録] をクリックします。
- [Android 登録] – [マネージド Google Play] をクリックします。
- [同意する。] にチェックを入れます。
- [Google を起動して今すぐ接続します。] をクリックします。
- [ログイン] をクリックし、事前に取得していたマネージド Google アカウントでサインインします。
以降画面の案内に沿って登録を行うことでIntune に Android を登録する準備が整いました。
Intune に Android デバイスを登録する
Android デバイスを Intune に登録するには、ユーザーが Microsoft Intune ポータルサイト アプリ を利用し、設定を行う必要があります。
Microsoft Intune ポータルサイト アプリのインストールは、Google Play から行います。
Intune ポータルサイト アプリにサインインすると、設定画面が表示されるので、画面の説明に従い、作業を進めます (登録中、自動的にデバイスの暗号化が行われます)。
設定作業が完了すると Intune に登録され、Android デバイス情報が表示されます。
まとめ
Intune へのデバイス登録は、モバイルデバイスのセキュリティ対策として事前準備の状態です。続いてデバイスの操作制御やアプリのデータ保護を行う必要がありますが、それらの方法については次回以降の記事にてご紹介します!
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