Microsoft 365 デバイス管理

コースID: CI506-H

コース概要

PC の軽量化やスマートフォンの普及、オフィスワークと在宅勤務を組み合わせた働き方であるハイブリッドワークの導入などにより、会社から支給された 1 台の PC だけで作業を行うだけでなく、個人所有のデバイスや複数台のデバイスを利用して作業を行うことが増えてきています。便利な反面、組織が管理していないデバイスやセキュアではないデバイスで作業することで悪意のある攻撃を受ける、機密情報が漏洩するなどの問題が発生する可能性があります。本コースでは IT 担当者を対象に、Microsoft 365 でのデバイス管理手法を解説します。また管理デバイスをセキュアな環境にするために Microsoft Entra ID (Azure AD) や Microsoft Intune を利用したデバイスの設定方法やデバイスにインストールしているアプリのセキュリティ設定の方法もあわせて解説します。実機 (iPhone をご用意) を使用した実習を行うため、モバイルデバイスの管理方法について実際にハンズオンにて動作を確認しながらご理解いただけます。

  • 本コースは 2024 年 7 月が最終の一般開催です。

    Microsoft Intune や Microsoft Entra ID のアップデートによるデバイス管理など内容を拡充し、2日間コース「CI509-H Microsoft 365 デバイス運用管理」が後継コースです。
コース種別 集合研修 (ハンズオン実習あり)
対象

Microsoft 365 の全体管理者として運用管理を行う IT 部門の方

日数 1日 (10 - 17 時)
前提条件
  • Microsoft 365 の機能概要をご存知の方が望ましい
一般開催
ご受講料

¥88,000 (税抜 ¥80,000)

コース内容

1.Microsoft 365 デバイス管理 概要

  • デバイス管理の必要性
  • Microsoft Entra ID と Microsoft Intune のデバイス管理

2.デバイス登録から始まるセキュリティ対策

Microsoft 365 のデバイス管理の基本となる、デバイス登録、制御、セキュリティ設定方法を解説します。

  • Microsoft 365 のデバイス管理の仕組み
  • 組織のデバイス (PC やモバイル) の登録
  • 管理デバイスの設定
  • 管理デバイスのセキュリティ状態の確認
  • 許可されていないデバイスからの Microsoft 365 アクセスを禁止する

3.デバイスの運用管理

管理デバイスを効率よく管理するために知っておきたい運用方法や機能を解説します。

  • グループを利用したデバイス管理
  • フィルター機能の活用

4.アプリの配布とデータの保護

iPhone 実機を利用し、アプリを配布する方法や組織データが保存されているアプリのデータ保護方法を解説します。

  • 管理デバイスへのアプリ自動配布
  • アプリの組織データを保護する

※ コース内容およびテキストは予告なしに変更される可能性がございます。

備考

Microsoft 365 の運用管理において各サービスに対する設定やセキュリティ対策が注目されがちですが、デバイス管理も重要な要素です。Microsoft 365 は場所を問わず、またさまざまなデバイスで利用できますが、組織のデータを扱う以上は管理されたセキュアな環境で作業を行うべきです。本コースではデバイス管理に必要な基礎知識を習得いただけます。
CI505-H Microsoft 365 運用管理コースもしくはオンライン開催版のCI505-O Microsoft 365 運用管理– オンライン版コース とあわせてご受講いただくことで Microsoft 365 運用に関する全般的な知識を習得いただけます。(白波瀬 智将)

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